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順位を決めない運動会

参加することに意義がある

先日、小6娘の運動会があった。

 

驚いたのは競技の少なさ。

 

各学年、徒競走リレーのみ。

ダンス、綱引き、応援合戦等はなし。

※リレーは選抜ではなくクラス全員参加型。

 何らかのミッションをこなしてバトンをつなぐ。

 

コロナ禍よりも簡素だった。

 

さらに驚いたのは、徒競走もリレーも順位をつけない

 

よって、縦割りで赤チームやら白チームやら分けてあっても

どのチームが勝ったか分からない。

 

つまり、勝った負けたは横に置いて

「頑張った子はどの子も1等賞」

参加することに意義があるという解釈でいいのかな。

 

苦悩する教員?

運動会に対する親からのクレームで教員が

困っているという記事を読んだことがある。

例えば以下のようなクレーム。

 

「うちの子運動苦手だから順位をつけないで」

「なぜうちの子はリレーの選手ではないのいか」

「うちの子の演技が見えなかったから

 来年からはダンスをやめてほしい」

「うるさい(近所から)」

 

娘の学校にも同様のクレームがあったかどうかは知らない。

あったとしても少数意見だとは思うけれど

こうしたことに配慮に配慮を重ねた結果

今回のような運動会に至ったのだろうか。

教員の働き方改革かもしれないが。

 

苦い思い出

勝って嬉しい負けて悔しいがない運動会。

平和でいいかもしれない。

 

選抜リレー&勝敗がはっきりだったおかげで

平和ではなくなった経験があるためそう思ってしまう。

 

息子が小5の時、早くもないのにアンカーになった。

(運動の習慣がない割には足は速い方だったかもしれないが

アンカーを任されるほどではない)

 

息子のチームの作戦は、精鋭が前半で飛ばして勝ち逃げる

というものだったらしい。

ところが、1位だったけれど前半で思ったよりも

差はあまりつけられず

後ろから走ってきたサッカー少年団所属の子に

息子はあっさり抜かれた。

 

夫は帰りの車内で息子に激怒。

仕方なくない?

うちの子は体育と外遊び以外に運動の習慣がないのよ。

 

そこで、本人が希望したわけではなく夫の指示で

走り方等を学ぶ教室に息子は通うことになった。 

 

そして翌年、まさかのアンカー。

5年生から持ち上がりのクラス。

前年と同じ作戦。

 

そして

 

またしても同じサッカー少年に息子はあっさり抜かれた。

夫は再び激怒。

仕方なくない?

走り方教室に行ったといっても週1回の1時間。

毎日走っているサッカー少年には敵わない。

 

あきらかに作戦ミスでしょう。

 

息子はリレーに負けた事よりも父から言われた言葉に

傷つき泣いていた。

 

5年の時も6年の時も

「夫だったら運動の習慣がない状態であっても

 サッカー少年団の子に勝てるのか」

と、聞いてみたが、、、、、、返答はなかった。

人としてどうかと思った。

 

性格は4タイプに分けられる?

夫は何事も勝ち負けに執着するタイプだけど

息子は勝ち負けへの執着が薄い。

夫はそんな悔しい気持ちが薄い息子にモヤモヤするようだが

持って生まれた性格だもの。仕方なくない?

 

私がよく視聴する岡田斗司夫さんのYouTube

性格は4タイプに分けられるとお話になっていた。

注目型、指令型、法則型、理想型。

どれが良くてどれが悪いということではない。

 

その特性を知るとなぜ夫はこうなのか、息子はこうなのか

が分かったりして面白い。

特性が分かると対処もしやすい。

また、どのタイプとどのタイプが相容れないかが分かるため

人は歩み寄れるかもしれないけど分かり合えない、と感じる。

人それぞれだから。

人それぞれだけれども、せめて家族内は平和であってほしい。

 

ちなみに娘は今回の運動会について

「ダンスの練習とか応援の練習がなくて楽だった」

「勝ちでも負けでもどっちでもいい」

と語っていた。運動会への思い入れが薄い。

勝ち負けへの執着も薄い。

私も薄い。気合を入れて場所取りとかしたことない。

そのため、とにかく我が子のことに一生懸命で

クレームまで入れてしまう熱量をもつ親御さんは

すごいな、と思う。