右手で書かないとダメですか？
次女は左利き。
お箸を持つのも文字を書くのもなんでも左利き。
だが、次女が通う小学校の書写の授業の先生は
左利きであっても右手で書くよう指導する。
毛筆の授業は小学校３年生から。
そんな次女が現在６年生。
はじめのころは右手を使って書くことに
苦労したことがうかがえる作品ばかりだった。
しかし、先日の授業中に書いた作品を見せてもらうと
随分と文字が美しくなっていた。（以前と比べて）
利き手とは逆の手で書いたとは思えない。（親バカ）
その書写の先生の指導のおかげなのか
次女は基本的には左利きだが時として右手で
お箸を持ったり文字を書いたりするようになり
便利そうである。
右利きの私も次女に対抗して左手でお箸を持ってみたり
文字を書いてみたり試みたが全然ダメだった。
左利きは天才なのか変人なのか
次女の３者面談では
幼稚園の先生も小学校の先生も塾の先生も
皆様お優しいからオブラートに包んではくださるが
「鈍い」
というようなことをおっしゃる。
そう。次女は何事もゆっくり。
言葉を発するのも行動に移すのも何事もゆっくり。
あまりにも言われるので
次女に対してネガティブな感情を抱いたりもした。
しかし次女は、周囲をよく観察していたり、
人とは違う視点で物事を捉えていたり、
イメージ記憶ができていたり、
アイデア溢れるオリジナルのマンガを描いていたり、、、
良いところがいっぱいある。（親バカ）
よって最終的に私は開き直った。
「この子はこれでいい」
この気持ちを後押ししてくれた本がある。
左利きの特徴や脳の使い方が書いてあり、
「どうして次女はこうなのか？」を解消してもらった。
左利きの方、左利きのお子様を持つ方にはおススメである。
で、次女は天才なのか変人なのか。
この本のタイトルもさることながら本の帯にも
【選ばれた才能】とか【天才か変人か】とか
【有能すぎる】とか書いてあるため本を目にするだけでも
次女に対する気持ちがポジティブになる。
なるけれども
「天才」と言われたこともなければ
「有能」と言われたこともない。
「変わってるね」とだけは言われたことがある。
みんな違って、みんないい。
楽しく豊かに生きてくれればなんでもいい。
