作り手にとって『ご馳走様』『おいしかった』は報酬
多くの名言を残した伊達政宗。
【朝夕の食事はうまからずともほめて食うべし】
私はこの言葉が大好きである。
食卓に料理が並ぶことは
妻だから当たり前
親だから当たり前
と軽んじてほしくない。
感謝してもらいたいし、ほめてもほしい。
「また頑張ろう。」
「もっと工夫しよう。」
という気持ちにさせてもらえるから。
たとえ、今日の料理は今一つだったとしても。
ただ、、、この言葉の本当の意味は
【節約のため高価な旨いものではないが、
我慢しておいしいと思って食べなさい】
しかし、
どちらの解釈を採用しても的を射ていると私は思う。
「おいしい。」の一言で食卓はなんだか豊かなものになるし、
作り手のモチベーションがあがるうえ、
高価ではない食材だとしても
おいしくいただくことができたなら、
それは幸せな事である。
「まずいものはまずい。」
と伝えることも優しさという考え方もあるけれど、、、
言い方は工夫してほしい。
まずは感謝して、ほめて、やんわり言ってほしい。
『口に合わない食事を流しに捨てられた』
という経験を持つ友人がいるのだが、、、やり過ぎ!!
私は罪深い女?
ついつい
「おいしい?」
と聞いてしまう私。
「そうでもない。」
とは言いにくい空気を出して
「おいしい。」
を引き出そうとする私は強要罪に抵触するだろうか。
また、今日は今一つという日は
「今日はまずいよ。」
と事前に宣言しておいて、
「そうでもないよ。思ってたよりおいしいよ。」
という言葉を引き出そうとする私は卑怯者だろうか。
我が家の定番料理が進化し続けている
我が家にも定番料理というものがある。
家族に人気で毎週作るド定番もある。
その中身が変化し、明らかに質が向上している。
コウケンテツさんのレシピ動画を見て
実践するようになったから。
食品スーパーで買える身近な食材や
どこの家にもありそうな身近な調味料で
難しい工程もないのに「おいしい!」
これまで手間も時間もかけていた
豚の角煮やチャーシューもお手軽にできる。
ハンバーグもふっくらジューシー。
挙げていけば切り無いがハズレなし。
我が家の定番料理はコウケンテツさん
いや、
コウケンテツ先生の味に置き換わりつつある。