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蟻の思いもいつかは天に届く?

短冊に書いた願い事

昨日は七夕。

次女は幼稚園に通っていた3年間

七夕の短冊に「ねこになりたいと」

と願い事を書いていた。

 

次女が通う幼稚園では

卒園式に担任から名前を呼ばれた後

将来の夢(職業)を聞かれる。

「さすがに言わないよね」

と思っていたのだが、、、

 

言った。

 

「ねこになりたいです」 (キリッ)

 

周りのお子様が

「パン屋さん」

「サッカー選手」

とか言っているのに

ヒトではないものになりたいと

志望したのは次女だけであった。

 

こればっかりは、いくら願っても叶わない。

 

担任は一瞬の沈黙の後

「ペットショップの人になりたいのかな。うふふ」

と言葉を濁して次の園児の名前を呼んだ。

 

 

「なぜねこになりたいのか」次女に問うたことがある。

次女からは

「自由だから」

というような言葉が返ってきた。

 

毎日決まった時間に幼稚園に行くとか

決まった時間に皆と同じ昼食を食べたり

決まったお題でお絵描きしたり遊んだりすることに

不自由を感じていたそうなのだ。

 

割とのびのび系の幼稚園であったし

家でものびのびしていたため

のびのびしている子だと母は認識していたが

次女なりに思うところがあったらしい。

 

このように

のびのび(だらだら?)願望を持つ次女が

幼稚園や小学校に秩序を守って通っている。

これは凄いことかもしれない。

 

生温かく見守る

小学3年生くらいになると

次女の将来の夢は

ねこ→マンガ家に変わった。

 

兄・姉のマンガを読むようになったことが

影響している。

 

イラストを描くことからはじまり

いつしかマンガを描くようになった。

 

時間があれば描いている。

ずーーーっと描いている。

この時だけは集中力が凄い。

自分で描いて自分で笑っているし

傑作選のようなものまである。

 

学校の方針で宿題が無いのをいいことに

「自主勉」と称してマンガを描いて提出している。

自主勉とはそれでいいのか不安なのだが

時折、花の図鑑を見て描いたイラストを入れたり

花言葉や四字熟語、英単語を取り入れているため

「問題ない」

と次女は言い張る。

現在、小学6年生。

本当の意味での「自主勉」と言えるドリルをやる時間は

10分程度。

いいのでしょうか???

 

マンガ家になりたい次女のために購入した本

いろいろな思いはあるものの

「趣味の範囲であればマンガを描いて楽しんでもらいたい」

とは思っている。

 

マンガが好きでマンガを描きたい次女のために

こちらの本を購入した。現在5巻まで出ている。

 

 

こちらのマンガを雑に説明する。

離島に暮らす女子高生のあいちゃん。

幼い頃、マンガによって心を救われた経験を持つ。

夢破れ、今はもう描いていない憧れのマンガ家と出会い

マンガ研究会を立ち上げ、仲間とマンガを作成する。

女子高生の成長を描くだけではなく

ストーリーの組み立て方、キャラの作り方

同人誌、コミケSNSの活用等々もザックリ学べる。

 

マンガを作成する技術は未熟ながらも

一生懸命に取り組む姿に胸を打たれる。

夢破れたマンガ家が、夢に向かって頑張っていた頃の

お話もいい。プロになるまでも大変だが

プロになってからも苦しみもあるんだな、と。

夢が叶っても苦しいって、、、。

 

夢破れたマンガ家とは対照的に売れっ子マンガ家も登場。

「どんなものも90%はカスである」

とニコニコしながら語る。

ふるいにかけられて残った者同士で殺し合いをするのが

プロだと言う。厳しい世界なのだ。

 

読み終えた後、すごくいいマンガ!と思っていたら

2023年マンガ大賞受賞作品だった。

 

次女にはマンガを描いている友人が数人いる。

男の子も女の子も。いつか

マンガ研究会とか立ち上げちゃうんだろうか。

 

naijo-ko.hateblo.jp