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【本紹介】頭に来てもアホとは戦うな!     【田村耕太郎】

 

アホと関わると人生を浪費する

 

アホに心当たりはあるだろうか。

 

私はこれまでの人間関係を思い返してみても

 

『アホ』

 

と言い切ってしまえるほどの困ったちゃんは

いないと思う。

(そこそこのアホはいたのかもしれないが、距離を取るので)

 

      

もしかして、

 

『私がそっち側???』

 

しかし、

この本を手に取った私は

 

「アホではないという認識でいいかな?」

 

「いいとも!」

 

と自問自答した末、読み進めた。

 

 

本の内容

 

この本は

国立シンガポール大学リー・クアンユー公共政策大学院

兼任教授である田村氏が

企業で働いていた時、

参議院議員として活動していた時の

失敗を通して得られたアホの対処法が書かれている。

 

アホを次のように表現している。

・チームメイトなのに敵意を見せつける

・正当な理由なしに足を引っ張ってくる

・理不尽なことを言う

・権力を振りかざす

 

100%アホと戦ってしまう人の特徴もあげている。

 

アホと戦うのは人生の無駄。

頭に来たり悩んだりして、

自分のエネルギーを無駄使いするより、

自分の人生を輝かせることにエネルギー使うべき。

 

間違っても『成敗してやろう』などと思ってはいけない。

 

『いかにしてアホと戦わずして敵を自分の味方につけ、

その力を使いこなすか』

 

を説いている。

 

非戦の書であり、アホのトリセツである。

 

 

感想

 

本書で説く『人たらし』の技術を身につけ

要領よく生きたいと思った。

 

しかし、それ以上に気になったことが、、、

 

本書が伝えたいこととは逸れてしまうかもしれないが、

政治の世界のくだりが気になった。

 

田村氏のような華やか経歴を持つ優秀な方でも

国会議員になったとたんVIP扱いとなりチヤホヤされるうち、

目標を持って議員になったはずなのに

『自分を見失った』

と書かれている。

 

うーん。

私もそんな立場になったなら

エッフェル塔の前でトンガリポーズ

しちゃうかも?!

 

そして、

議員さんたちは野党との戦いよりも

党内での権力闘争、足の引っ張り合い、いじめ、

不毛な会議に一生懸命な様子だし、

『国民のことを考えてるヒマはないんじゃないかな』

と思ってしまった。

 

しかも、能力があっても世襲じゃないと、、、

 

うすうす分かっていたけど残念な気持ちになった。

 

 

まとめ

 

前述した通り、私にはこれまで

アホと言い切ってしまうほどの人とは出会っていない。

 

しかし、夫の仕事の話(主に愚痴)を聞いていると

「ホントにそんな人いるの?」

と仰天することが多々ある。

 

しかも夫は、

100%アホと戦ってしまう人の特徴にもれなく当てはまる。

 

夫がこれ以上人生を浪費しないように

本書で学んだことを伝えていこうと思う。

(夫は読んでくれないから)

 

 

さいごに

 

夫に聞いてみた

 

(私) 「私、アホじゃないよね?」

 

(夫) 「大丈夫と思うよ」

 

よかった。てへ。

 

興味を持った方は手に取って読んでみてほしい。