内助の功はもう古い?

どうするブランクありすぎ看護師

当ブログはアフィリエイト広告を利用しています

【本紹介】百田尚樹【永遠の0】

この時期読みたい号泣必死の本はコレ

 

8月は戦争について深く考えさせられる。

    オリーブの枝をくわえた鳩のイラスト

どうしても気持ちが沈んでしまうため

目を背けてはいけないと思いつつ

戦争にまつわる本はあまり読んでいないけれど、

時々、読み返し

その度に号泣してしまう本がコレ。

 

 

タイトルにあるは、

日本を代表する零戦と呼ばれる戦闘機を指している。

メリットもありデメリットもあるこの機体。

世界最強とも呼ばれたが、

後々、

生きては帰れない体当たり攻撃である

 

特攻

 

にも使われるようになった。

 

 

あらすじ

 

4年連続で司法試験に落ちた健太郎

仕事か結婚かで悩むフリーライターの姉・慶子は、

血がつながっていると思っていた祖父から

特攻で亡くなった実の祖父である宮部久蔵のことを知らされ

調べ始める。

 

元戦友からの証言では

天才パイロットでありながら

異常なまでに死を恐れ、生き残ることに執着した

 

臆病者

 

卑怯者

 

と言われてしまう。

 

そんな祖父がなぜ特攻に志願したのか。

 

さらに証言を取っていくと

宮部久蔵の真の姿が浮かび上がってくる。

 

 

感想

 

太平洋戦争がどんな戦争でどんな経過をたどったのか

軍人はどんな気持ちだったのか

国民はどんな気持ちで家族を送り出し、

どのように生きてきたのか

 

歴史の教科書より分かりやすく心も動かされるため

一気に読んでしまう。

 

思いもよらない結末に涙が止まらない。

 

私には

自らの命を懸けて何かを成し遂げる

という経験がない。

 

そうまでしなくても生きていられることに感謝して

家族を愛し

一日一日を大切に生きたいと思った。

 

 

まとめ

 

太平洋戦争では

 

人の命ってこんなに軽くていいの?

 

と思わせる零戦、回天、桜花といった

特攻兵器がたくさん使われた。

 

こんなものを思いついて実行させてしまうし

成功率は低くくても行かせてしまうし

誰も責任はとらないし

切腹した人もいるが、逃げ切ったエライ人達もいるはず)

 

上官たち達の狂気

特攻は志願制なのに拒否は許されない空気

国のために命を懸けろという教育

煽るマスコミ

 

やっぱり一番怖いのは、、、人間、、、

 

戦争を知らない世代だからこそ

知らなきゃいけない歴史がある。

 

気になった方は手に取って読んでみてほしい。