誰のせい？
中３娘は受験生。
公立高校の受験を控えている。
受験票は中学校でまとめて各高校へ提出するシステムであり
差し当たり中学校に受験票を提出しなければならない。
締め切り前日の２３時頃、娘から問い合わせがあった。
「受験票に貼る収入証紙はどこ？」
ん？！
母、すっかり忘れていた。
でもね、娘も忘れていたらしく
受験票の清書はしていない状態だった。
第１志望の高校にもかかわらず。
まあまあ落ち着け。
明日、先生には「放課後必ず持参する」と言っておけば
大丈夫！！ということになった。
いざ収入証紙を買いに
収入証紙を扱う売店と同じフロアに
【ナースセンター】がある。
ここは、看護協会がバックについており
就職、転職、研修を希望する看護師のための
お世話焼き機関である。
私が再就職を思い立った時、先ずここに電話をし
「ブランクありすぎでも大丈夫」と背中を押され
【再就業研修】に参加した時には優しくフォローされ
その後もちょこちょこ電話やメールをくださる
親切で優しいスタッフがそろう。
受検が終わるまで再就職はしないし
時が経つにつれ意欲も低下してきているのだが
せっかくここまで来たのだから、と立ち寄った。
総合病院、クリニック、老人施設、訪問看護、学校、幼稚園
様々な求人がある。
その中に我が家近くのクリニックの求人があった。
ここのドクターとは
数年前の台風でクリニックの看板が
我が家に飛んできたことがきっかけで
ご挨拶したり立ち話をするようになった。
（私が看護師であることは知らない）
おまけに
息子が通っていた高校は
このドクターの出身校ということもあり
息子のことも気にかけてくださる。
忘れもしない
息子が現役生だった時
国立大学の入試を１週間後に控えたその日
息子は当時小４の末娘と室内でサッカー遊びをしていた。
（なにやってんの、高３生）
息子の足が娘の足に当たった。
娘は痛みを訴える。
みるみる腫れてくる。
骨折の疑いあり！！
ドクターのクリニック受診。
娘の右足小指には亀裂が入っていた。
そこでもドクターは息子に気を遣ってくださる。
「お兄ちゃん、もうすぐ受験でしょ。
自分のせいで妹が骨折したって責任感じて
不安定になっちゃ大変だから骨折とは言わないであげて」
と仰せになった。
数ヶ月は通院になるからバレバレだと思うのだが、、、
そんなドクターの気遣いもむなしく
浪人
ちーん
そんなこんなで
このクリニック、職場としては近くていいのだが行けない。
あと、とても繁盛しており午後の診察は２１時をまわっても
患者さんがいる日があるから行きたくない。
どうする再就職。
