嫌われたくないけど【嫌われる勇気】を読む
すべての悩みは対人関係の悩みである
夫の会社の事務職の方が毎日のように夫にグチる。
主な内容はご子息の部活のこと。
コーチ、顧問、上級生、後輩、保護者について。
「私と私の子は悪くない」そうだ。
グチを聞かされた夫は受け流すことが出来ず
自分まで嫌な気分にさせられるようで
こんなグチを聞かされたと言うグチを私にグチる。
知らんがな。
そういえばアドラー氏は
「すべての悩みは対人関係の悩み」
と、言っていた。
今まさに事務職の方はそんな状況。
アドラー心理学をかじる
私は事務職の方にお会いしたことはないし
アドバイスも求められていないが
アドラー氏の言葉が頭をかすめたため
アドラー心理学が凝縮された一冊である
【嫌われる勇気】を再読した。
アドラー氏が人類に伝えたいことを
私が雑に解釈するとこうなる。
〇承認欲求を捨てろ
→人からの評価を気にせず自分らしく生きてね。
〇課題を分離しろ
→自分がやったことを相手がどう思うかは
自分には関係ないよ。相手の課題なんだから。
だから、自分も相手の課題に介入しちゃダメだよ。
〇トラウマなんてないよ
→過去の■■のせいで▲▲出来ないって言い訳してたら
前に進めないよ。
▲▲という目的があるから■■のせいって言い訳してる
だけだよね。
〇人を褒めるな
→対人関係は対等であるべきだよ。
上下関係が生じるから褒めても叱ってもいけないよ。
以前に読んだ時はあまり理解できず、というか
「トラウマなんてない」という所で
腑に落ちなくてつまづいて、その後の内容が
あまり入ってこなかった。
ところが今回は、自分の事は棚に上げて
事務職の方のグチと重ねて読むと分かりやすかった。
例えば、コーチが大声で怒るのは生徒を屈服させることが
目的なんだな、とか。事務職の方は承認欲求に振り回されて
大変そうだな、とか。
ホント、自分の事は棚に上げてるし浅いけれど
以前よりは理解が進んだ。はず。
アドラーさん、そうは言ってもさ
「承認欲求は捨てろ」「人を褒めるな」と言うアドラー氏。
しかし、褒められたいのは事務職の方ばかりでなく
私だってたまにでいいから褒められたい。
褒められたら嬉しいし、モチベーションにもなるし。
だから、子どもの事も夫の事も褒めたい。
「トラウマなんてない」とアドラー氏は言う。
分からなくもないけれど
「トラウマや過去を出来ない言い訳にしてる」
と責められてしまうと、どこか甘えがある自分に凹みそう。
【嫌われる勇気】はベストセラーであり
多くの方は共感し頑張られているのかもしれないが
アドラー心理学そのままに生きられる自信が私にはない。
できれば「嫌われたくない」とも思っている。
だから、ほどほどに。
参考にはさせてはもらう。
ほどほどのくせに手元には置いておく
私は現在無職であり職場のストレスは存在しない。
PTAや自治会、保護者会の役員でもないので
そうしたコミュニティでのトラブルも存在しない。
家族間のトラブルもない(たぶん)
居心地のいい人間関係の中でひっそり生きている。
しかし、ゆくゆくは仕事をするつもりであり
環境が変われば何らかの軋轢が生ずるのではないか。
そんな時には「人は変えられない。変えられるのは自分だけ。
自分が変われば世界が変わる」と割り切ることができるように
【嫌われる勇気】が必要になるのかもしれない。
繰り返し読むことになりそうである。