内助の功はもう古い?

どうするブランクありすぎ看護師

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「誰のおかげで飯が食えてると思ってるんだ。」と言われたことがある

そんな夫を褒めて、立てて、感謝を伝えてみた結果

息子が低学年、娘1が幼稚園児、娘2が乳幼児のワンオペ育児で私がイッパイイッパイだった時に言われた言葉、

 

「誰のおかげで飯が食えてると思ってるんだ。」

 

はいはい。夫のおかげですよ。

結婚当初は私の方が稼いでいたけれど、子が産まれてからは無職ですから。

無職では食材を購入できませんし、電気代や水道代を支払うことも出来ません。

 

でも、、、ご飯が食べられるのは食事を作った私、インフラ整備を整えてくださっている業者の皆様や販売してくださっている小売店様、生産者様のおかげじゃん、なんて屁理屈を並べて抵抗。(心の中で)

 

そもそも何故、こんなことを言われたのか?

 

これほどのモラハラ発言を浴びせられていながら詳細は忘れてしまったが、おそらくは帰宅時間が遅い、休日出勤をすることに対する不満をこぼしたからだと思う。

「このお給料でそこまでやる必要ある?」的なことも言ってしまったと思う。

いや、言った。はっきり覚えてる。

 

「私が働いてあなたが主夫になった方がいいんじゃないの。」

 

私もモラハラ発言じゃん。

 

当時、責任ある立場を任されたばかりであった夫も大変だったと思うが、私も3人の幼い子のワンオペ育児で大変だったのである。言っちゃうよね、不満。

 

世の中にはフルで仕事をしているうえにすべての家事もこなしてワンオペ育児をするというスーパーウーマンもいらっしゃるけれど、私はそうはなれなかった。なりたくなかった。

素敵なスーパーウーマンは沢山いらっしゃると思うけれど、3人の子を育てた身近なスーパーウーマンであった母と姉が、、、あまり素敵じゃなかった、、、から。

そんな人生はちょっと、、、と思っちゃったから。(母、姉ごめん)

 

低学年から鍵っ子だった私はさみしがりだったし、遊びに行くとホットケーキを作って出してくれるお友達のお母さんが羨ましかった。そして、姉は離婚している。

 

素敵なスーパーウーマンになる自信はないし、子どもが幼い間は家にいたいと思っていたため、この状況はよろしくないと判断。

そこで、夫を褒めて、立てて、感謝を伝えてみることに。

夫婦円満の本などを参考にしたのだ。

 

褒めると言ってもこの夫の何を褒めたらいいやら、、、紙に書き出してみる。

ハゲてないとか、よく食べるとか、基本的に真面目とか、、なんだかんだで100個くらい絞り出した。

 

ちょこちょこ褒めてみる。感謝を伝えてみる。しかし、うっかり忘れることが多いので、お弁当箱に褒め言葉と感謝の言葉を書いた付箋を貼り付けて持たせるようにした。

ヘアスタイルやお洋服も夫の好みのものにしてみた。

子どもが幼くて散らかりがちな部屋であるが、夫が過ごす時間が多いリビングだけは整えた。

 

なんで私ばかりがこんなことを、、、

 

と思っていたけれど、続けていくと自然と夫に対して感謝の気持ちが出てきたし、なにより夫が!夫を取り巻く環境が!変わってきたのである。

食後、自分で食器を流し台まで下げ「ありがとう。美味しかった。」と言うようになり、食べ散らかしたお菓子のゴミを捨てるようになった。こんなレベルであるが、それまでのことを思えば進歩である。

そして、気が付けば夫は土日祝日やお盆休み、年末年始がしっかり休めるようになっていたし、帰宅は20時前に出来るようになっていたし、お給料もみるみる上がっていった。

 

褒めて、立てて、感謝を伝えたから夫や夫を取り巻く環境が変わっていったのか、、、因果関係は説明できないが、これって内助の功だった?と思いたい。